日本はもちろんのこと、韓国や中国・イタリアでも一般家庭で広くインターネットが普及をしています。日本では2010年からさらに新たなデジタルサービスを確立しており、その名はoTというものです。国内のIT会社が開発をしたシステムで、一般的にはモノのインターネットと呼ばれています。これは家電や給湯器などの住宅設備と接続をすることで、100パーセントの機能を発揮するものです。

ここでは簡単に、IoT技術を駆使したセキュリティについて述べていきましょう。国内の大手警備会社では、総務省と情報処理推進機構と協力をして、IoTセキュリティの技術実験を2010年からスタートさせました。このセキュリティとは遠隔操作によって防犯カメラを作動させ、商業施設や銀行の防犯性を高めることを目的としています。IoTなので必ずインターネット回線を必要としており、さらに次世代型通信規格の5Gを用いないといけません。

国内ではセキュリティを向上させることで、われわれの生活の質も高めることを政府では目指されています。そのカギを握っているのがIoTであり、今後は街中や駅などでも数多くの防犯カメラを設置していく見通しです。その数が非常に多いため、中央指令室を設けてIoTで各カメラの映像を把握させる狙いがあります。2025年の大阪万博で導入される予定で、その後は国内一帯に整備を進めていく計画です。

より安全なまちづくりに活かせるでしょう。